石巻山は石灰岩でできたもろくて滑りやすい山です。 雨上がりなど濡れた石灰岩の上を歩くと……滑ります。 そして転びました。 石巻山の頂上付近に生息する石灰岩地植物群落は、国の天然記念物に指定されています。
石巻山は石灰岩でできたもろくて滑りやすい山です。 雨上がりなど濡れた石灰岩の上を歩くと……滑ります。 そして転びました。 石巻山の頂上付近に生息する石灰岩地植物群落は、国の天然記念物に指定されています。
6月と言えば日差しは真夏のようですし、紫外線も燦々と降り注ぐ季節でになります。 だけど風はまだまだ涼しく、ハイキングにはちょっといい気候です。 ケモノ道のような道を上ったり下ったりする過程で、 ヤマカカシが道を横断したり、 日陰の見晴らしのいい岩場でお昼を食べようと腰を下ろしたら、 オオスズメバチに威嚇されたり……。 なかなかスリリングなハイキングを楽しめました。
石巻山の頂を目指して上る過程で、出会った生き物のアルバムです。 動きの速い動物や昆虫を写真に残す技術がありませんので。。。カタツムリばかりです。
オオケマイマイは円盤型のカタツムリです。 殻の周囲に毛が生えてペタンコだから簡単に見分けがつきます。
オオケマイマイより小ぶりなイシマキシロマイマイです。 暖かな白系色の可愛いカタツムリです。
さらに小ぶりなカタツムリです。 地味で目立たないこのカタツムリは、オモイガケナマイマイと言うそうです。 滅多に出会えないカタツムリとのことでした。 にしても、映りの悪い写真です……。
細長いカタツムリの中で一番大きかったオオギセルです。 深みのある茶色の殻に入る螺旋の刻まれ方が筍みたいに見せていました。
小さなこのこはクビナガギセルです。 石にペタペタとこのような形でくっついています。
キセルガイと似た細長いこのカタツムリは、キセルモドキと言います。 キセルガイは左巻き、キセルモドキは右巻きと記憶しています。
ぽっかり空いた時間に少しだけ石巻山に行ってみました。 アシナガバチがサツキの植え込みをゆっくりと飛びながらエモノを探しているようでした。
こちらはオオジョロウグモです。 ジョロウグモよりスリムな印象の蜘蛛です。
ヤブミョウガが白い花を咲かせていました。春先に芽吹いたばかりのこのヤブミョウガの若芽は、山菜として食べることができるそうです。 石巻山に登るまでもなくオオケマイマイやイシマキシロマイマイも見つけることができました。